こんな話、驚きませんか。西東京市の田無小の校庭から銃砲が約1400点、刀剣類約1200点、手投げ弾8個、銃砲弾302個が8月3日までに見つかったが、全てさびていたという。
この時期は7月27日から管理棟の移設工事で、業者が校庭南側を掘り下げていて発見したという(朝日新聞【むさしの版】から)この期間中は校庭開放を中止しており、子どもたちはいなかったそうだ。
銃が埋められていた部分の土は校庭の他の土と色が異なっていたそうで、銃や刀などは旧日本軍のものとみられるが「戦後に埋められた可能性もあるが、いつ、だれが埋めたものかはわからない。なぜ、小学校の庭にこれだけ大量に埋められたのか、今後調べる必要がある」と社会教育課長はいうそうだが、「今後」などでなく、「すぐに」ではなかろうか。
何にしても、夏休み中で校庭開放も中止していたというからよかったことは確かだが。
ところで、『銃』という字、どのようにしてできたものだと思いますか。
銃
また、『学研漢和大字典』(藤堂明保)のお世話になることにしよう。
『銃』は「金へん」に「充」(詰め込む)の連想から鉄砲の意味に用いたものだといいます。ほんとうでしょか。
『字通』(白川静)をみると、「玉編」を引き「斧の柄を差し込む穴」だといい、のち、火器が発明されてその大なるものを砲、小なるものを銃というとしています。
「斧の柄の穴」だというのですが、これまた、ほんとうでしょうか。
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