この数日、全米オープンで初優勝した大坂なおみ選手のことが話題になって日本中に広まっている。
次戦は「パンパシフイックオープンテニストーナメント2018」だが、前回までは有明コロシアムなどで開催していた。それが、東京五輪・パラリンピックなどを控えて有明コロシアムの改修工事に入り、次回のテニス大会はアリーナ立川立飛になった。それで立川市では開催を記念し、コードサイド席を、順々、準決、決勝と計15席分ふるさと納税返礼品として加えたのだそうだ。しかし、10日朝の時点で3席しか申し込みがなく「12日の申し込み締め切りを控え、焦っていた」(総務課長の話)という。
ところが昼のテレビニュースで大坂選手の優勝が取り上げられると一転し、問い合わせが殺到。残りの12席はすぐになくなってしまったという。
「昨日までの申し込み状況がうそのよう」と当の課長は驚いていたそうだ。
やはり、知らしめること、宣伝活動は大事だということだろうか。ニュース性の大事さが如実に伝わる話ではなかろうか。
ところで品切れの『品』はどんな字なのだろうか。

『品』は 「口」が三つ集まった形 で、【口を三つ並べて、いろいろなものを表す】
漢字は同じものを三つくっつけて「たくさん」の意味を表します。「森」はそのよい例、「木」を三つ合わせて森林の意味、『轟』も同じ、「車」を三つ集めてわだちの音のやかましさを表し『轟』とする。ここでは「口」が三つで、「大勢の人の口」とか「いろいろな品物」を表します。のち「多くの」という意味が脱落して「品物・種類・階級・区別」などの意味にも広がりました。
『説文解字』(許慎)には「衆庶(多くの人民・衆人が論評する)なり。三口に従う。」とあり「品」は大勢の論評だとしています。
それに対して『字統』(白川 静)は「品」は、種々の祝祷を合わせて行う「三つの口」だとし、「口」は祝祷を収める器であり、祝祷を列する意であり、「種々の祝祷を合わせて行う」ことだとする。そして「多種・品種」の意味になったといいます。