今朝の朝日新聞で目を引いたのは7面「総合5」の中の、教えて!日本の科学力7 「企業の論文数 なぜ大きく減ったの」と、18年の長者番付「アマゾン創業者 ゲイツ氏抜いた」だった。どちらも興味深く読ませてもらったが、ここではアマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏について取り上げよう。
米フォーブス誌はが2018年の米長者番付を発表した。米アマゾン創業者で最高経営責任者のジェフ・ベゾス氏が初めて1位となり、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が24年間続けていた首位の座を明け渡したという。
ベゾス氏の推定資産は1600億ドルでゲイツ氏の970億ドルを上回ったそうだ。アマゾンはインターネト通販だけでなく、コンテンツ事業や、リアルな店舗にも進出。株価はこの1年で倍以上に上昇しベゾス氏の資産も昨年の2倍になったという。
他人の懐を一生懸命調べても何の得にもならないが、タイトルの左右両側に両氏の顔写真があるのは目を引いた。
ところで、創業者の『創』はどういう字なのだろうか。

『創』は「倉」(穀物をいれる倉庫)と「刂」(かたな)で、【蔵から出した品物に切れ目を入れることから、傷つける意味】
大事に倉に入れて保存しておいた食材に、初めて切れ目をいれることから、「はじめる・造る・きずつける」などの意味を表します。
「絆創膏」の「創」は「きず」の意味ですし、「創立記念」というときの「創」は、「はじめ・はじめてつくる・たてる」の意味です。
『説文解字』(許慎)には「剏」は、規則を作って、ことを始めるとして、「法を造り業を剏(はじめる)なり。井(法)に従いソウ(造)の声。読んで創の若し」とあり、次に「創」は、きずつくで、「傷なり。刃に従い一に従う・或いは刀に従い倉の声」とあります。
【はじめ】のいろいろ――「はじめ」といってもいろいろあるものです。
創…新しくはじめること(創業)
初…最初のこと、後の対(初対面)
元…物事のはじめ(元日)
始…物事のはじまること(始業)
端…てはじめ、いとぐち(端緒)
肇…開けかかるはじめ(肇国)