昨夜、TVで見ていた人も多いだろうが、2次リーグ日本女子、昨夜は対ブラジル戦。ブラジルは世界ランク4位、前回大会は3位。日本は6位。
第一試合は17―22からママさん選手・荒木のサーブで5点差を一気に追いついた。そうして24点目を石井が、25点目を新鍋がナイスブロックで止めた。そうしてついに逆転で日本は25―23で勝った。
目を離すことのできない試合だった。これはいける!と思いながら2セット目を見た。
第二セットはブラジルが気落ちしたのか。25―16で楽勝。みていて、「これはこれは楽勝だな」と思わないではなかった。しかし前回大会3位のブラジルがこのままずるずると負けるはずがないとも思い、交錯した気持ちで見守った。そして第三セット目が始まった。案の定、接戦の末、26-24で日本が負けた。これで2対1、あと一勝すればよいだけだ。しかしそうはいかなかった。結局、日本は第3・第4・第5セットを続けて負けてしまった。悪夢のような試合だった。
それでも初めの1勝が幸いして、かろうじて第三次戦に進むことができた。中田監督は逆転負けに「第1セットを奪って集中力が切れた。ストレートで勝てた試合だった。内容的には満足していない」と談話を発表した。
やはり物事は何事も安易にはいかないもののようだ。気を引き締めて手堅くやらなければいけない。初めに結構軽くできたから…などと気をゆるめたり、甘く見たりすると、取り返しのつかないことが起こるもの。何事も念には念を入れて慎重が大事。
毎日使っているパソコン打ちも同じ。慣れてしまって、さっ、さっと打って打ちっぱなしで見直さないと変換間違いが多かったりして、結果、恥ずかしい思いをする。
ところで、ブラジル戦の『戦』はどんな字なのだろうか。

『戦』は 「単」(先がふたまたになっているほこ)と「戈」(柄の長いほこ)で、【いろいろな矛を交えて戦う様子からできた】
いろいろな形のほこ(武器)を交えて戦うことから、「戦う・いくさ」の意味を表しました。
【戦う】のいろいろ――
〇敵国と戦う…武力をもって戦争をすること
〇巨人とヤクルトの戦い…試合をすること
〇労使が戦う…賃金闘争
〇寒さとの戦い…南極観測隊の皆様、ご苦労さま
〇人生もまた「戦い」だそうです。