今日から師走。なんとあと30日で平成30年も終わり。泣いても笑っても、よろこんでも楽しんでも、寂しがったり、悔しがったりしても、あと一か月で今年も終わるのだと思うと、やはり寂しい。
この師走はサラリーマンにとっては楽しみなボーナス時期。都は人事委員会の勧告に基づき都職員の給料や賞与を引き上げる条例改正案を提出する予定。そうするとそれに連動して期末手当も増えることになる。うれしいし、楽しみでもあろうと思う。
それに対して、共産党都議団や都議会生活者ネットワーク、維新・あたらしい・無所属の会、かがやけTOKYO」などは反対のための共同提案をするという。
都議一人当たりの期末手当は年約403万円~501万円。都条例改正案が成立すると一人当たり6万~7万円増えることになる。共産党都議団は反対理由を「国民の所得が伸び悩み、消費税や社会保険料などの不安象が続いている中で、議員の期末手当の支給割合は現行通りで据え置くべきだ」としている。
ところで、期末手当の『期』はどんな字なのだろうか。
『期』は 「其」(台の上に四角いものがきちんと載っている形)と「月」(つき)で、【月の満ち欠けのように決まった日時を表す】
四角いものは、角がきちんとしています。月もきちんと満ち欠けを繰り返します。そこで、「期」という字は、「台の上に四角いものがきちんと載っている形」と「月」(月の一巡りする期間)とで、「ひと月」を表わしました。しかし、中国には「百年を期という」という言葉もあり、百歳のことだという説もあるようです。日本では「少年期」とか「一学期」などのように、「ある一定の時期・期間」の意味で使います。また「待つ・当てにする」という意味で使うこともあります。
【期】のつく言葉――
期待…きっとそうなるだろうと「当てにして待つ」こと
予期しない出来事…そんなことが本当に起こるなんて「考えられもしないような出来事」 のこと。