禁煙条例案に相次ぎ要望 飲食業者や保護者ら知事に
都が独自に制定を目指す受動喫煙防止条例案をめぐって15日、飲食業者や保護者らが都庁を訪れ、小池知事に「見直し」や「推進」など、それぞれの要望を伝えた。
都が先月発表した条例の骨子案は、従業員のいる飲食店は店舗面積にかかわらず原則禁煙になる。
○喫茶店やすし屋、蕎麦屋などでつくる各業界団体の代表は…
「経営が成り立たず、廃業に追い込まれる」と主張。「都内で約2千億円のマイナスの影響がある」と独自の試算をもとに訴え、店が自由に「喫煙」や「禁煙」を選択できるようにしてほしいと見直しを求めた。
○また、子どもをめぐる課題に取り組むNPO法人「フローレンス」は…
子どもを連れて訪問、たばこの煙が子どもの健康に及ぼす影響などを挙げ、母親の一人は「子供たちは自分で環境を選ぶことができない。徹底的に禁煙、分煙を進めてほしい」と訴えた。(朝日新聞【むさしの版】から)
こうして、自由に、活発に、各種団体が積極的に発言し、意見や希望・要望を知事にとどけることができるのは素晴らしいこと。都民の信頼あればこそ。
ところで、禁煙条例の『禁』はどんな字なのだろうか。
『禁』は 「林」(たくさんの木・並んだ木)と、「示」(神を祭る祭壇)で、【お宮に木を植えて風を止める様子からできた】とするのが下村式。
この字は、「林」と「示」の組み合わせとみます。上は木を並べた形の「林」、下は「神を祭る祭壇」の形だと考るとよいでしょう。お宮の周りに木を巡らせて植え、風を避けたり、勝手に人が出入りしないようにしましたので、「止める・やめる」など、禁止の意味を表しました。